Beyond Clinic
美容医療コラム

美容医療の施術のしくみや選び方、よくある疑問をわかりやすく解説します。

施術の基礎知識

美容医療の施術直後に確認すること|症状と連絡の目安

執筆:ビヨンドクリニック編集部|監修:代表院長 Hyojung Moon(ムン・ヒョジョン)|公開:

施術直後に見るべき変化やケアは、フィラー・ボツリヌストキシン注射と皮膚表面を整える治療などで異なります。フィラー後に副作用が出たら、施術を受けた医療機関へ連絡・受診してください。皮膚手術後に傷の赤み・腫れ・痛みが増すなどの変化は、速やかな診察が必要です。

  • 注射後の反応と皮膚表面を整える治療後の経過は同じものとして扱いません。
  • フィラー注入部位への強い接触や、強い熱・冷気を避ける注意はフィラーについての案内です。
  • 施術前には病歴や体調を確認し、望ましくない反応が出たときの連絡先も把握します。

韓国皮膚科学会は、フィラーやボツリヌストキシンの注射後に、腫れ・赤み・内出血・痛み・出血が起こり得ると説明しています。[1] 米国形成外科学会によると、肌の若返りや皮膚表面を整える治療後の見た目は、普段どおりに見える場合から赤みと皮むけ、水疱と痂皮まで、治療に応じて異なります。[2] 片方の経過をすべての施術に当てはめることはできません。

フィラー注入後の注意を、別の施術へ広げない

韓国食品医薬品安全処は、フィラー注入部位を強くもんだり触ったりしないよう案内しています。サウナや温浴施設などの強い熱、強い冷気への暴露も避けるよう求めています。[3] いずれもフィラーについての注意です。別の施術では、それぞれに受けた案内を確認します。

確認する内容は施術によって変わる

ソウル大学病院は、ケミカルピーリングの深さは薬剤の種類と成分濃度で変わると説明しています。[4] 米国皮膚科学会によると、フィラーの施術過程も、使用する製剤、部位、病歴によって異なります。[5] 施術名だけでは、その後の経過やケアを一律に決められません。

注射前に確かめる病歴

韓国皮膚科学会は、フィラー・ボツリヌストキシン注射前に病歴を調べると説明しています。重い病気や慢性の全身疾患に加え、アレルギー性疾患、ケロイド、自己免疫疾患、結合組織疾患、ウイルス性疾患の有無を確認し、施術の適否を評価します。[1] 病名を並べただけで、個人の可否は判断できません。

考えられる主なリスク・副作用と連絡の目安

フィラー・ボツリヌストキシン注射後に望ましくない反応が出たら、韓国皮膚科学会は担当者への相談を案内しています。[1] フィラー後の副作用については、韓国食品医薬品安全処が施術を受けた医療機関への連絡または受診を勧めています。[3]

皮膚手術から数日後に、傷の周囲の赤み・腫れ・痛みが強まる、または膿や分泌物が出る場合は、施術した側に速やかに診てもらうようDermNetが案内しています。[6] 手術の傷についての基準です。注射後の通常の経過と混同しないでください。

参考文献

  1. 韓国皮膚科学会「보툴리눔독소, 필러」(韓国語)。https://www.derma.or.kr/new/general/treatment.php?mod=document&uid=1118
  2. American Society of Plastic Surgeons, “Skin Rejuvenation and Resurfacing: Recovery.” https://www.plasticsurgery.org/cosmetic-procedures/skin-rejuvenation-and-resurfacing/recovery
  3. 韓国食品医薬品安全処「성형용 필러 안전사용을 위한 안내서」(韓国語)。https://www.mfds.go.kr/brd/m_465/view.do?seq=27164
  4. ソウル大学病院「주름살」(韓国語)。https://www.snuh.org/health/nMedInfo/nView.do?medid=AA000739
  5. American Academy of Dermatology Association, “Fillers: FAQs.” https://www.aad.org/public/cosmetic/wrinkles/fillers-faqs
  6. DermNet, “Risks and complications of skin surgery.” https://dermnetnz.org/topics/risks-and-complications-of-skin-surgery

よくある質問

美容医療の施術直後は、どれも同じ変化が出ますか?
いいえ。韓国皮膚科学会が挙げる腫れ、赤み、内出血、痛み、出血は、フィラー・ボツリヌストキシン注射後の反応です。米国形成外科学会は、肌の若返りや皮膚表面を整える治療後の見た目は治療によって異なり、普段どおりに見える場合から赤みと皮むけ、水疱と痂皮まであると説明します。

ヒアルロン酸などのフィラー注入後、すぐ触ってもよいですか?
韓国食品医薬品安全処は、フィラー注入部位を強くもんだり触ったりせず、サウナなどの強い熱や冷気への暴露も避けるよう案内しています。フィラーについての注意なので、実際のケアでは担当者から受けた指示も確認してください。

施術前に病歴を確認するのはなぜですか?
米国皮膚科学会によると、フィラーの種類、注入する部位、病歴によって施術の進み方は変わります。韓国皮膚科学会はフィラー・ボツリヌストキシン注射前に、重い病気や慢性の全身疾患、アレルギー性疾患、ケロイド、自己免疫疾患、結合組織疾患、ウイルス性疾患を確認して適否を評価するとしています。病名の一覧から、自分の適否は決められません。

施術後は、いつ医療機関に連絡すればよいですか?
フィラー・ボツリヌストキシン注射後に望ましくない反応が出たら、韓国皮膚科学会は担当者への相談を案内します。フィラー後の副作用なら韓国食品医薬品安全処は施術を受けた医療機関への連絡・受診を案内します。皮膚手術の数日後に傷の赤み・腫れ・痛みが増す、または膿や分泌物が出る場合は、DermNetが速やかな診察を勧めています。最後の基準は手術の傷についてです。

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